見たこと聞いたこと感じたこと

見てしまった

買い物を終えてお店を出ようとした。

入れ替わりに入って来たお爺さんが、鼻水を手で拭った。

寒くて鼻水が出たのだろうか。

そう思っているとそのお爺さんは、お店の手ぬぐいで手を拭いた。

やめて！

氷水を買う時にみんなが使う手ぬぐいなのだ。

それで手を拭かないで！

あきれて見ているとお爺さんは私を見た。目があってしまった。

なんだか目はにこっとしてるのだ。

あ～！なんだか嫌なものを見てしまった。やめてくれ～！

一人前

最近物を探すことが多い。

どこに入れたか忘れ、ここかあそこかと探し回る。

物をしまう時は、今までのところならそのままだが、

別なところに入れるなら、その理由をつけてしまっている。

なのにその理由さえ忘れている。

しまった物の状態は目に浮かぶが、何処かがわからない。

いよいよ来たか？ボケの始まりか？

時間が掛かっても思い出せたのに、今ではさっぱりだ。残念！！

一人前に年だけは取っているようだ！

さあ～出かけよう！

やっと体が元気になってきた。嬉しい！

去年の８月ころから腸炎を起こし、なかなか治らなかった。

最初は抗生物質によるクロストリジウム・ディフィシル腸炎と言う感染性の強いものだった。

病院の中でも感染を畏れ、使用するトイレを決められ、使用するとすぐ清掃員が来て掃除する。

排せつ用品も必ず看護師に渡し処理をしてもらう。

水のような便が絶え間なく続く。まるで一日中トイレにいるようだった。

２，３週間すると感染も収まり退院をした。

しかし腸炎は完治しておらず、１週間もするとまたお腹がおかしくなってきた。

再び入院となった。

感染はしなかったもののお腹の痛さや便の状態は変わらなかった。

６キロぐらい痩せると力も出ず気持ちも落ち込み、ただただベッドに横たわっているだけになる。

しかしそうなると窓から見える景色の変化に気づき、鳥のさえずりにも気が付く。

自然の素晴らしさに喜んだ。

友達が加藤常昭さんの「祈り」のＣＤをもってきてくれた。

横になり一日中それを聞いていた。

何時間も祈りの中にいたのだ。

暖かい祈りを聞いていると体まで温まる。心も温まる。

このような癒しの経験は素晴らしかった。

いまだに薬を飲み治療し続けているが、この時の癒しと自然に感謝し、神様に感謝している。

元気になったので、そろそろ出かけよう！

耳がおかしい

一年前から耳の聞こえが悪い。

今年はもっと悪くなった。

検査をしても補聴器をつけるほどでなく、検査音は聞こえているらしい。

でも人の中に入ったら雑音のようにざわざわして話が聞こえてこない。

周りの音を拾ってしまうのだろうか。音の方向性もわからない。

耳が詰まっているようにも思うけどそれでもないらしい。

調べても原因はわからず、医者はストレスのためだと言う。

耳が聞こえないというのは本当につらいものだ。

話もしなくなるし理解もしにくい。

いつまでこうなんだろうか・・・

お医者様

凄く若いお医者さま！

某市民病院の内科医。枇榔雄太郎先生。

初々しさが残る、凄くまじめな先生。

看護師さんにも信頼があり、口をそろえてほめていた。

私が入院した時、

毎日病室を回ってくださり様子を見てくださる。

いつもにこやかで安心できる。

日曜日でもいらしてくださり驚いた。

青い服がよく似合う。

テレビの「コードブルー」を思い出した。

頼もしくてこれから先が楽しみだ！