市の生涯学習センターで、銀のアクセサリーの教室を開いていた。
その時、「先生!この方が新聞の記事を見て、見学に来られたのですが・・・。」
市の職員が一人のお年寄りを連れて来た。
この教室は、昨年の12月に取材を受けた。
この写真を見ると、確かに年寄りばかりの教室のように見える。
それで訪ねて来たのだろうか。
お歳を聞いて驚いた。88歳だそうだ。
こんな高齢者が教室に来ようとするだけでも驚きだ。
いやいや、その年で何か習おうとする気持ちが素晴らしい。
この日は簡単な物を作る体験をしていただいた。
指先は思うように動かないが、作る事がお好きなようだ。
ここが綺麗になれば、ここが光ればと頑張っている。
2時間かかったが、銀のペンダントが出来上がった。
嬉しそうに、喜んで持って帰えられた。