懐かしい!
こんな写真が有った。
インドのタジマハールをイメージして作った時のものだ。
厚さ0.2mmの銅板を使用したと思う。
大きさは15x15cmぐらいだ。
夜中に銅板を叩く音が打出ないように、鏨は割り箸や木の棒を使った。
しかも打ち出しの高さを、出来るだけ低くすることも考えた。
何故なら0.2mmの板ではあまり伸ばせないからだ。
破けないようにするためだ。
どうやって打ち出しをしようか、どう表せば良いのか、苦労も多かった。
しかし最後に、これを額に入れたら、なんとか格好が付いた。
ただ額の費用が高くて驚いた。
中の苦労よりずっと高かったのだ。
でも好きな打ち出しの一つとなった。
嬉しかった。
今では人手に渡り、写真だけが残っていた。