この像は伊達政宗公だがこの人の事ではない。
駐車場の脇を通っていると、車のドアキーをガチャガチャといじっている人がいる。
何をしているのだろう。
見ているとその人は鍵が掛ったかどうか確かめていた。
キーが終わると今度はドアノブを持って引っ張った。
ドアが開くかどうか確かめた。
その人を見ていると、何だか自分を見ているようだ。
私も時々確かめをする。
車のキーの事は大丈夫だが、家のドアのカギを閉めてから、何べんもガチャガチャと動かす。
気になって仕方無いのだ。
そのせいかドアの調子が最近悪くなっている。
癖とは言え他人のそれを見ると、怪しくも思うし可笑しくも思う。
この癖はやめた方がよさそうだ。
明日からはキーを掛けたら自分に言い聞かせよう「大丈夫だ」と。
そりて伊達政宗公の姿のように”リン”としていよう。