福井とコラボさせると言う事なので、40年前に魚を釣りに行ったことを思い出して作ってみた。
40年前は魚の探知機を持っている漁船があまり多くなかったと思う。
だが乗せてもらった船には付いていると、船長が自慢していた。
探知機を見ながら魚の多いところに行って釣るのだが、なかなか思うようには釣れない。
そこで船長は別な所を探して、次から次へと船の位置を替えた。
兄は何匹も吊ったが、私は一匹しか釣れなかった。しかもカモメの餌にしかならないものだった。
判った事には、良く釣ると言う人のところには魚が集まる。そして何匹も吊るらしい。
不思議だと思うがそうとしか思えなかった。
私は探知機に魚の姿が映らないので、海の中はこんなだったのではないかと作品にした。
福井なので越前和紙が有名だ。一匹だけ越前和紙を使って作った。
後は純銀の魚で「さば」 「ぐぢ」 「めじな」 「ぶり」 「あじ」等である。
しかもそれぞれはペンダントヘッドとして、使う事が出来る。
そのペンダントを収納するのにこのような筒を使って吊るせば、インテリアともなり便利である。