明けましておめでとうございます。
サッカーの合宿練習のため、年に1度ぐらいしか来れない孫が、元旦に来ると言う。
嬉しい! やっと会える。
駅に迎えに行った。 駅は観光客で賑わっていた。
内孫、外孫が一緒に遊びだした。
「トリンカ」を出してきた。どうやら数式を作って数合わせをするらしい。
悩んでいる姿が面白い。なかなか進まない。
それが済むと「百人一首」を出して来た。
「百人一首」と言うと昔私たちも良くやった物だ。
私は詠み手になった。
小学生の子供がいるため一度は普通に詠み、下の句を繰り返す時には「ひ」や「けふ」をそのまま読んでほしいと頼まれた。
久々に詠んだためか難しかった。
今度は大人対子供で戦う事にした。
今の子供たちは良く知っている。学校で学ぶらしくずんずん取って行く。
カルタは少なくなってきた。
負けられない。
私は一枚だけに狙いを付けた。そして詠まれるのを待った。
来たー! それっ!とばかりに飛びついた。
ところが自分の体重を忘れていた。
延ばした体が”ドタッ”と倒れ、延ばした腕は”ぐきっ”といった。
トドのようにカルタの上に寝転んだ。
腕が痛い! 手があげられない!
年明けそうそうやってしまった。
子供に勝とうなんて無理だった。反省した。