銀粘土のアクセサリーコンテスト展を見た後、漆と陶芸家のアクセサリー展を見に行った。
西銀座にあるむら田ギャラリーで開かれていた。
陶芸家の宮脇昭彦さんの作品。
漆芸家高木晃さんの作品
なかなか素敵だと見ていたら、宮脇さんご本人が昼食を済ませ帰ってこられた。
私はこの作品が好きだとお話すると、軟らかい土に土の塊をぶつけて出来た偶然の物だと言われた。
また高木さんのこの作品も、漆で色刷りのための、試し板を作品にした物だと言われた。
話し方はゆっくりだがなかなか面白い話をされる。
そのうちに宮脇さんと私は大学で同じ学年だった事がわかった。
宮脇さんは図案計画科におられ、私は金工科にいた事になる。
娘からは娘の夫の先生だと聞いていたし、結婚式にも出席して下さった方だと聞いているので、失礼にあたらないように気を付けていたが、急に身近に感じて、一挙に昔の話になった。
図案計画を卒業なさった後、芸大に陶芸科を作る為に浅野先生の手伝いをなさったようだ。
懐かしい先生のお名前までお聞きした。
その後、愛知教育大学の教授になり、名誉教授となられた。
あの人もこの人もと懐かしい人たちの話をして、凄く楽しい時間を過した。
折角お会いしたからと、記念にアクセサリーを一つ買って帰ってきた。